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自己分析

自己分析方法1

<自分を知る方法>
とういわけで本題です。なにはともあれ、まずは「自分」を知らなければなりません。
自分を知る方法には大きく2つあります。
ひとつは今の自分を深く考え抜く方法。もうひとつは時系列で自分の歴史を探ってみる方法です。

<今の自分を知る方法>
今の自分を知る方法は非常に簡単です。まずは面接で訊かれそうな質問を、適当に用意します。たとえば…

Q1.あなたはなぜドクターに進まず就職するのですか?

という質問を設定したとします。
で適当に答えてみます。

A1.修士課程に進んだのは、あくまで研究職に就くためであり、博士号をとるために進んだわけではないからです。

と答えてみる。
その答えに対して、さらに適当に質問を設定する。たとえば…

Q2.なぜ修士課程に進んでまで研究職に就きたかったのですか?

A2.もともとサイエンスが好きで、実用的な学問がしたかった。社会に直結した研究は企業でしかできないので、研究職を希望しています。

…というふうに、ひたすら「なぜ?」を続けて、それに答えていく。それだけです。まあ、4回くらい繰り返せば自分のことがよくわかります。ついでに面接対策にもなります。

<自分の歴史を知る方法>
次に自分の歴史を知る方法です。
まず、簡単な質問を箇条書きにします。たとえば…

  • どんな性格だったか?
  • どういう役まわりが多かったか?
  • どんな人間と付き合っていたか?
  • 何に夢中だったか?
  • どんなテレビを見ていたか?
  • どんな本をよんでいたか?
  • どんな子が好きだったか?
  • いちばん楽しかった思い出は?
  • いちばん悲しかった思い出は?
  • 何の科目が好きだったか?
などなどです。で、小学校・中学校・高校・大学・大学院と順を追って答えていきます。なかなかハードでしょ?
で、苦労して答えると、縦軸に質問、横軸に年代をとった「自分マトリックス」ができます。このマトリックスを利用すると、今の自分を構成する要素がどうやって醸成されたかが良くわかります。

プロフィール

現在京都大学大学院に所属する修士2年の学生です。専門は分子生物学。 More…

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