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自己分析

自己分析の本質

<何を知ればいいのか>
以上を踏まえると、自己分析に必要な情報は大きく2つあるということです。まず、「自分が知っている自分」を理解すること。そして、「他人が知っている自分」を知ることです。
ここで重要なのは、自分の思い描いた「あるべき姿」と違うからといって、無理に自分を変えようとしたりする必要はないということです。
そもそも、この年になって自分を変えようとした場合、それなりの覚悟と労力が要ります。
そんな面倒なことはひとまず棚上げすることにします。重要なのは、ありのままの自分を知るということ以外ないのです。

<重要なのはギャップを埋めることではない>
さて、「自分」を知るために、他人に自分のことを聞いたりすると必ず、「自分の知っている自分」と「他人の知っている自分」とのギャップに気づくことでしょう。
えてして、自分が見てほしい「自分」と他人が実際に見ている「自分」は違うことが多いのです。考えてみれば当たり前のことですけど。
そのギャップを埋めようとする必要はまったくないと考えます。そんなことは理論的に不可能です。
要は、そのギャップをきちんと認識すれば良いだけのことなのです。
はなから、ギャップがあると思っていれば何とかなるものですから。

プロフィール

現在京都大学大学院に所属する修士2年の学生です。専門は分子生物学。 More…

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