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自己分析

自己分析方法2

<「他人が知る自分」を知る方法>
「他人が知る自分」を知るためには、他人に訊くより他無いです。ただし、訊く際に少しコツが必要です。
「他人が知る自分」を知るのは、先にも書いたとおり、「自分が知る自分」と「他人が知る自分」のギャップを知るためです。
なので、最終的に両者を比較することが必要になります。そのためには、

1.一貫した質問をする。
同じ質問をしなければ答えを比較できません。

2.なるべく多くのコミュニティに属する人から訊く。
たとえば、同じ研究室の5人に訊くよりは、研究室・サークル・家族・同級生・恋人から各1人ずつ訊いていったほうが多角的に自分を捉えることができます。

3.あらかじめ自分で答えておく。
答えておかないと比較できません。

<具体例>
具体的にやってみます。まず質問を用意します。

Q.私はどんな性格か?優先順位が高い順に、5つ列挙してください。

<自分の回答>
1.明るい
2.オタク
3.マッチョ
4.熱しやすく冷めやすい
5.はっきりとモノを言う

<後輩からの回答(2007/09/12)>
1.凝り性
2.自由気まま
3.ポジティブシンキング
4.好奇心旺盛
5.飽き性

<サークルの同期からの回答(2007/09/12)>
1.客観的、現実的
2.でもロマンチスト
3.付き合い良し、親身になる
4.でも一通り理解(満喫)したら飽きる
5.優位な立場が好き

てな感じです。このような優先順位の違いや、列挙項目の違いなどを認識すれば、自ずと自分が客観的に見えてきます。
あと、今気づきましたが「マッチョ」は性格ではないですね。きちんと質問に答えることも重要です。
さらに、この結果は面接対策にも利用できます。たとえば、

Q.あなたの長所は何ですか?

という質問に対して、即座に

A.私の長所は明るくてはっきりと自分の意見を言うことができる点です。また、後輩からはよく、「ポジティブで好奇心旺盛だ」といわれます。

と答えることができます。具体例を織り込むとより説得力のある回答ができるでしょう。

*回答の事例は、こちらに追加していく予定です。

プロフィール

現在京都大学大学院に所属する修士2年の学生です。専門は分子生物学。 More…

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