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面接対策

まずは、私が実際に面接でよく訊かれた質問を列挙します。研究職の質問なんて、はっきり言って決まりきっています。大体みんな同じ事を訊いてくるので、ある程度準備していればそれなりに対応できます。

  • 研究で苦労した点は?
  • 研究において自分で考えた点は?
  • もし、研究で行き詰ったら、あなたはどうしますか?
  • なぜ製薬業界を志望するのか?
  • 製薬会社の中でなぜ弊社を希望するのか?
  • なぜ博士課程に進まなかったのですか?
  • 10年後あなたは何をモチベーションにして働いていますか?
  • 10年後あなたはどんな研究者になっていると思いますか(なりたいですか)?
  • 英語力はどの程度ですか?
  • (面接の最後に必ず)何か質問はありますか?

まずは、研究についての質問3つ。この3つはセットで訊かれる事が多いです。「苦労した点など無い」と思う方も多いかと思いますが、そんなことは無いはず。実験ノートなどを見て苦労した点をいくつかピックアップして、それに対する対処法をリストにしておけばよいでしょう。

次に志望動機云々。まずは製薬業界を志望する理由、その後に受けた会社を選んだ理由。これに関しては志望動機のページで詳しく書いてあります。

次に進路や将来についての質問。これに関しては、どれかが訊かれます。「博士課程云々」に関してはデモンストレーションを自己分析方法1で示してあるので参考にしてください。

次に英語力についての質問。TOEICを受けているのであれば、その点数を言えばいいです。留学経験などある場合は、そのときの話をすればいいでしょう。いずれにせよ、特に海外売り上げ比率の高い武田アステラス、エーザイなどでは必ず訊かれるでしょう。

最後に必ず、「何か質問はありますか?」と訊かれます。適当に、「あなたの夢は何ですか?」とか、今まで人事に訊かれた質問、たとえば、「あなたはなぜこの会社を志望したのですか?」などオウム返しをすれば大丈夫でしょう。ちなみに、私は、「あなたの夢は何ですか?」に統一して質問していました。余談ですが、この質問に対する回答で、割と会社の雰囲気がわかります。一度お試しになってみてはいかがでしょう。

プロフィール

現在京都大学大学院に所属する修士2年の学生です。専門は分子生物学。 More…

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